春雨☆サラダ

50歳 2児の父‼️ 好きなものはハードロック、JAZZ、ゴルフ、カメラ、ラグビー、バーボン、芋焼酎、中村あゆみ、高崎晃、ランディローズ、前田日明、田村潔司… 愛読書は北方謙三… 一番大切なものは、晩酌と子供たちとの時間!

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学校で習ったことへの疑問… (数字のカンマ)

先日、子供の算数の宿題を見ていて、その内容に疑問に思うことがあった。
 
それは、数字の桁に付けるカンマ…
 
大きな数を読み易くするために一定の“桁”ごとに付していくのだが、そのルールが学校で教わることと実社会での常識とで異なることだ。
 
小学校の算数では4桁単位でカンマを付すよう教わる。
 
よって、一番始めにカンマを打つのは1,0000(1万)だ。
 
一方、実社会では3桁ごとにカンマを付して行くので、一番始めのカンマは1,000(1千)である。
 
レシート・領収書しかり、注文書・受注書しかり、小切手や手形しかり、決算関係書類しかり、…パソコンでの変換候補ですら、3桁ごとのコンマが表示される。
 
私がその違和感を初めて体感したのは、喫茶店でのアルバイトの時であった。
 
レジスターに入力した金額は3桁ごとにカンマが表示される。
 
また、伝票の締め上げに使う電卓も3桁ごとにカンマが表れるし、それを帳簿に記入する際も3桁ごとにカンマを付して記入する。慣れるまでは、常に違和感を持っての作業であった。

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就職して社会に出ると、目にする数値は更に大きなものとなり、慣れるまでに苦労した。
 
今まで学校で習った4桁の表示ならば、100万円であればカンマは万円のところにあるので、コンマより前に100とあれば100万円であり判り易かった。
 
しかし3桁ごとのカンマでは、100万円であれば“1”のすぐ右側にカンマが付き、次にカンマが登場するのは10億円となる。
 
カンマの位置と“千”“万”“億”といった桁の呼び名が変わる位置と一致していないのだ。
 
どう考えても4桁ごとのカンマの方が数字を読解する上でラクであったが、実社会で仕事をして行くには3桁のカンマに慣れるしかなく、今ではすっかり3桁カンマが“普通”になった。
 
それでは、学生時代に教わったものは何であったのだろう…
 
算数や数学という学問を学ぶ上では良いのかも知れないが、どうせなら実社会に出てから役立つものを学びたかった…
 
義務教育というのは、学問を追及するというよりは、広く一般常識を身に付けて社会に出るための教育と思うのだが…