春雨☆サラダ

50歳 2児の父‼️ 好きなものはハードロック、JAZZ、ゴルフ、カメラ、ラグビー、バーボン、芋焼酎、中村あゆみ、高崎晃、ランディローズ、前田日明、田村潔司… 愛読書は北方謙三… 一番大切なものは、晩酌と子供たちとの時間!

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ねこ背との決別!

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 私が40歳になった頃の話です…(10年くらい前)

 

 私は中学生の頃から“ねこ背”であった。

 

 親からも度々注意され、それでも直さないため、ねこ背を矯正するサポーターなるものを付けさせられた時もあった。

 

 そこまでされたのに、私自身に直そうという意欲が全く無かったため、40歳になってもねこ背で姿勢が悪い。

 

 ねこ背が健康にも悪いことも、散々知ってはいたのだが…

 

 そんな私を一大奮起させる出来事が起きた。

 

 それは、長女の幼稚園で行われる父親参観会に向かう時のことだった。

 

 私は長女をママチャリの後ろに乗せて、のんびりと自転車をこいでいた。

 

 私と一緒に自転車に乗ることが珍しいのか、後ろの席では長女がはしゃいで、右へ左へと体を揺らしている。

 

 私は、バランスを取るために、ゆっくりゆっくり慎重に自転車を進めていた。

 

 すると後方より「あらぁ、おじいちゃんと一緒で楽しいわねぇ」との声が聞こえ、女性が自転車で近づいて来た。

 

 そして私達の自転車を追い越しながら、後ろの席の長女に笑いかけると、直ぐにその前にいる私を見て驚き、「あら…失礼…」と、スピードを上げて去っていった

 

 人生で初めて“おじいちゃん”に間違えられた私は、相当のショックを受けた…

 

 しかしながら、その数分後、またまた後方より「おじいちゃんと一緒で楽しいわねぇ」と声を掛けられた

 

 今度は私の方から振り向き、声の主を確認すると、私と目が合ったその方は、「すみません…」との言葉を残して、あっと言う間に私達親子の自転車を追い越して行った。

 

 私は薄毛であり、自転車ものんびりと漕いでいた。

 

 しかしながら、同世代でも同じように薄毛や頭が真っ白な友人も多くいる。

 

 その日に着ていた服装だって、どちらかというと若者が着るような派手ものである。

 

 それなのに1日で2度も“おじいちゃん”と間違われた…

 

 これは偶然ではなく後姿が完全に“おじいちゃん”なのだろう…

 

 自宅に帰ってその一件話すと、妻と長男は腹を抱えて大笑い。

 

 二人に“おじいちゃん”と間違えられるなんて嘘のような出来事を、長女が「パパ、おじいちゃんって2回も言われたんだよ~」と笑いながら証言し、更に皆で大爆笑。

 

 散々笑われた後に、妻が一言…

 

 「姿勢が悪いから、おじいちゃんに間違えられるんだよ! お・じ・い・ち・ゃ・ん!」

 

 確かに年齢に関係なく、姿勢が綺麗な人は、幾つになっても若く見える!

 

 私は直ぐに書店に向かい、「ねこ背がスッキリ直る本」という書籍を購入してきた…