↑ 近くの公園です すっかり春ですね。
小学生の頃、授業で石油の将来について話されたことがある。
それは埋蔵量が限られているため、いずれ枯渇する…
その時期は私達が30代の頃だろうというものであった。
そのため、石油を必要とする自動車やストーブ、その他身の回りにある多くのものが将来は使えなくなってしまうとも言われた。
これは小学生ながらに衝撃的な話であった。
暫くの間、「ノストラダムスの予言」に次ぐ位、小学生の私を悩ませる将来の大きな不安となった。
あれから30年が経過し、私は40代も後半となった…
その間、中東情勢の影響などから原油価格の上下はあったものの、近くのガソリンスタンドに行けば普通に給油することが出来る。
昔と比べてガソリン価格は高くなったものの、車の燃費も飛躍的に向上しており、ハイブリッドやEVといった、私が小学生の頃には考えられなかったクルマたちが街を走っている…
ノストラダムスといい、石油といい、小学生の私をあれ程悩ませた不安は何だったのだろうか…
石油が枯渇する時が、いつの日か必ず来ることは確かであるが、ホントのところ、あとどれ位埋蔵されているのだろうか…
ネットで調べれば、いくらかは分かるのだろうが、そのようなトラウマがあるため、今は何も信じられない…
もしかしたら、私の孫の代まで、石油はチャッカリと普通に存在しているのかもしれない。