YouTubeとブログ…
本当に、この2つの存在に感謝しています。
私は中学生の時、初めてギターを手にして、それ以来ミュージシャンになりたくて、高校卒業とともに上京…
半年ほどかけて、東京で知り合った仲間達とバンドを組み、オリジナル曲をバンバン作り始めました。
そして、オリジナル曲が貯まると、毎月のように、色々なライブハウスの”昼間の部”に出させて貰ったり(いわゆるオーディションです)…
当時は、バンドブームだったこともあって、様々なオーディションが開催されていて、それらを片っ端から受けていました。
一方で、自分一人でも、当時4チャンネルしか無かったMTRを駆使し、音の劣化に気を使いながらの、ピンポン録音にてデモテープを作っては、レコード会社に送っていました。
また、作家にもなりたくて、エッセイや小説、脚本等も、当時発売されたばかりのワープロを使って、積極的に応募していました。
結果はどうだったかというと…
今、中年サラリーマンになっていることが全てです…
当時は、自分では良いモノを作っているのに、世の中に出たら絶対に売れるのにっていう、変な自信ばかりは持っていました。
それゆえに、出版社、レコード会社などの一担当者に否定されることに納得がいかない気持ちが大きかったです。
あれから30年…
世の中は変わりました。
YouTubeとブログによって、レコード会社や出版社の担当者に認められなくても、自分で自分をどんどんプロデュースして、世の中に発信出来る時代が来たのです!
最近では、YouTubeとブログで売れた人達をメジャーデビューさせることも多々あります。
海外で売れた日本人が日本でもデビューするっていう「逆輸入」が流行りましたが、まさにそのようだと…
マスコミがインターネットのミニコミに席巻され、その影響力を無視できない時代となったのです。
YouTubeとブログ…
成功する人、成功しない人、それぞれでしょうが、今までのように、「レコード会社の人の目に留まって…」というような偶然感ではなく、誰もが夢に向けて平等にチャレンジ出来る時代が来たのだと思っています。
そもそも、「成功」ってものも、売れて有名になることを望む人もあれば、少数でも良いので共感して貰うことが嬉しい人など、その価値観もそれぞれだと私は考えます。
分かって貰える人にだけ分かって貰えれば満足出来ることも多々あります。
その少数派については、レコード会社や出版社においては、商売にならないため、世に出ることは中々難しいでしょう。
私にとっては、YouTubeとブログのお陰で、自分を発揮出来る「夢の時代」がやって来たと喜んでいます!
(おしまい)
本日もお読みいただきありがとうございます。