突然ですが、「静岡時間」という言葉を聞いたことがありますか?
私が上京してから、遅刻することを友人達に良く揶揄された言葉です。
「静岡」という書き方をしてしまうと、静岡県に住む人達全員が迷惑を被ってしまうのですが…
ホント、私の周りだけの出来事でしたら、静岡にお住まいの皆様、大変申し訳ありません。
いわゆる、待ち合わせの時間に5~10分遅れても、それは約束の時間に間に合ったという感覚です。
普通、待ち合わせをしたならば、その5分前には着いており、3分遅れただけでも「わるい、わるい」ってなるものでしょう。
しかしながら、私の周りでは5~10分の遅れはセーフ!!
その遅れに腹を立てる人はいませんし、遅刻とはなりません。
さすがに15分だと「わるい、わるい」ってなります。
当然のことながら、これはビジネスの世界では通じません。
あくまでも、プライベートでの飲み会や遊びの待ち合わせでのことです。
これは、私の周りだけのことなのでしょうか?
Googleで「静岡時間」って検索しても出てこないので…
しかしながら、小学校、中学校、高校、そして社会人となってのプライベートと、その都度メンバーは変化しても、このルールは通用しています。
静岡、特に中部地区に住む人は、ちびまる子ちゃんにも出てくるように、本当にのんびりしていて、良くも悪くも大らかで、保守的だと思います。
この「のんびり」が、問題を引き起こすことも多々ありますが…
それでも、私はこの「のんびり」の象徴である「静岡時間」というものを、温かい目で見ています。
(県外出身者の妻は、本当にイライラしてますが…)
(おしまい)
本日もお読みいただきありがとうございます。