先日、はてなブログより「1年以上の長きにわたってブログを継続いただいているユーザー様を対象に、 過去の同じ時期に投稿した記事を振り返るメールをお送りします。」とのメールが来た。
それも良いかなって思い、ちょうど1年前の記事を、今の状況に当てはめて書き直しました。
この作業をして思ったのは、たった1年で、相変わらずコロナに振り回されている状況ですが、それでも世の中や身の回りの環境って、色々と変わるんだなって改めて思ったことです。
では本文です。
最近、ちょっとしたことではあるが、身の回りが便利になったと感じることが多い。
例えば餃子のタレ…
私は50歳となっても、醤油とお酢の割合が未だに極められない。
1回の調合で決まった試しがない…
子供の頃はカルピスが上手に作れずに、大人となった今では、ハイボールの調合で悩んでいる…
沢山の経験を積んでいるはずなのに、未だに「これだ!」と思えるものを、一発で作ることが出来ない。
多分、私には目分量という才能が無いのだろう。
そんな私の憂鬱を企業の方々は次々に解決してくれた!
「缶」と言えば缶詰も、いつの間にか「缶切り」を使う必要が無くなっている。
私は昔から缶詰を開けることが苦手だった…
好物のシーチキンや焼き鳥の缶詰めなど、缶切りで切れば切るほど、中から汁が溢れ出て来てしまい、蓋は沈み込んで行く…
最後には蓋が完全に缶の中に沈み込んでしまい、手で取り出そうにも切り口がギザギザしているため、スプーンやフォークを使って開けることになるのだ。
これが何とも面倒くさい。
いつでも、どこでも、手早く簡単に食べられることが「売り」の缶詰が、空ける作業に道具や手間が掛かるとは…
それが今では缶切りなど使用せず、プルトップの要領で、何と簡単に開けることが出来るようになった!
ドレッシングも感動だ!
今までは新品のドレッシングを開けるのに、プラスチック製のプルタブを手で開けていた。
作業自体は簡単なのだが、開けた瞬間、手指や衣類などに、汁の「撥ね返り」の洗礼を受けることが多々あった。
その為、作業をシンク近くでおこなったり、ティッシュを当てて跳ね返りを吸収する必要があった。
新しいドレッシングを食するのは楽しみだが、それを開封する際の些細ではあるが煩わしい作業が、私を憂鬱にさせていた。
それが今では、キャップを回すだけで簡単に開栓来る!
手などが汚れないだけではなく、作業自体が容易なため、最近では面白がって子供達が開けてくれるようになった。
これぞ、実用性高き本当のユニバーサルデザイン!
次にヨーグルト。
これは開けると蓋に、ヨーグルトの一部が付いていて、それを舐めては「お行儀が悪い」と叱られていたのだが、何と今では蓋に“何も”付着しない!
その他にも、納豆の蓋を割ることで「タレ」が出て来たり、お湯を沸かさなくとも「電子レンジでレトルトカレー」が作れたり…
小さなことかもしれないが、痒いところに手が届く様なアイデアで、私達の身の回りはどんどん便利になっていく…
高齢化者社会が加速して行く一方で、この様な些細なことが改善されて、身の回りが便利になることこそ、本当に必要なことなのだろう…
パーキンソン病と闘う母…
今は入院しているが、3月には退院の見込み。
身体が不自由ながらも、実家で一人暮らし出来るのも、このように世の中が便利になってきたお陰と思い、本当に感謝している。
(おしまい)
今日も、最後までお読みいただきありがとうございました。