今週のお題「鬼」
先月、晴れて50歳になりました。
かといって、急に薄毛となった頭頂から髪が生えてくる訳でもなく、かといって急に減るわけでもない。
ぽっこりした下っ腹が引っ込むわけでも、急に出てくる訳でもない。
ただ、そこで思ったこと。
それは、若さも良いけど歳を重ねることの素晴らしさ!
例えば食事で言うと…
10代、20代の頃は、美味しさよりも”量”を求めてガツガツ食べていて…
食欲に任せて、おかずが無くても白米にたっぷり塩を振って、ひたすら食べる。
あの頃は、それがとても美味くて美味くて…
今では血圧やメタボもあって、そんな食べ方はしません…
というか、そんなには食べたくない。
今は毎食、少量で良いので、ちょっとだけ美味しいものを食べたい。
それは高級なモノでなくて良い。
白米であったら炊きたてのもので良い。
塩を振ったらもったいないと思えるもの。
そんな風にして、これからの人生を考えて見たら、本当に「やりたいこと」が見えて来始めた!
また、何となくの惰性でやっていて、それゆえに「やりたいこと」を行う「時間」や「お金」を奪っているものも見えてきた。
そう、人生を、そして生活をミニマリストしてみたくなった。
朝起きてのLINEマンガ、時間つぶしのための週末レンタルDVD、スマホのゲームアプリ、仕事を公園でさぼること(どうせスマホでマンガを読んでいる)、毎日自動販売機でジュースを買うこと(毎日130円の出費)…
歳を重ねたからこそ、これからの人生に「必要なもの」「不要なもの」が見えてきた。
それは「時間の使い方」であり「お金の使い方」であった。
50歳になったからといって、明日から急に何かが変わるわけでもない。
人生のただの通過点!
ただ、人生をミニマリストする気持ちになれたことは、歳を重ねて本当に良かったと思う!
(おしまい)
本日もお読みいただきありがとうございます。