この春から変わったこと…
それは、愛読していた地方新聞の夕刊が無くなってしまったこと…
その代わりに、最新の情報は、アプリでの配信となったのだが…
小さな頃から、学校帰りに夕刊配達している光景が、当たり前の日常であっった。
昔は自転車であったが、だんだんとバイクへと変化して行き、それでも、その夕暮れ時の光景は、街の温かな想い出であった。
暑い日も、雨の日も、風が強い日も…
特に台風が接近している時など、あれほど皆が外出しないように警戒しているのに、新聞配達員の方々は、それを毎日届けてくれる。
これって、もの凄いことなんだと思う。
時代の流れとともに、これも致し方ないことなのだろうか…
夕刊の代わりにアプリ配信…
アプリとは、アプリケーション…
その意味を突き詰めて行けば「裏方的な存在」と言うらしい。
アプリは、新聞配達員という「裏方的な存在」に代わることが出来るのだろうか。
しかしながら、夕刊の配達員の姿、バイクの音が聞こえない夕暮れ時は、この街に何かぽっかりと穴が空いたようだ…
私の懐かしい想い出達にも、ぽっかり穴が空いたようだ…
(おしまい)
本日もお読みいただきありがとうございます。