スポ魂マンガや、スポーツ選手のインタビュー・自叙伝などで、朝もまだ陽が昇らぬうちから練習を行い、自宅に帰っても夜遅くまで練習していたことが、とても素晴らしいことであるかのように描かれている。
しかしながら、私は以前住んでいたアパートで、その熱心な“練習”に悩まされたことがあった…
それは練習時に発せられる“音”である。
マンションの近くにはスポーツ少年達が多く住んで居たのだろう…
また、目の前の歩道は格好のランニングコースとなっていた…
それゆえに、夜9時を過ぎて寝床に入ると、色々な音が聞こえてくる…
バスケットボールのドリブル音や、サッカーボールを蹴る音…
野球のバットの素振りであっても、それが空を切る音は静かな夜には大きく聴こえ、気になって眠りに付けない。
同じようなことは、夜だけではなく、早朝練習をしている人たちにも言える…
睡眠が沢山必要な、小さな子供達が住む住宅街では大変迷惑な“騒音”である。
最近では健康維持の為、ウォーキングやランニングがブームである。
大半の人は、音楽を聴いたりして一人黙々と歩いるのだが、中には2~3人でペチャクチャ話をしながら行う人達がいる。(多分、友人や近所の人達で、途中で挫折しないように誘い合っているのだろうが…)
沢山歩きつつも、たくさん口を動かしており、時には高笑いすら聞こえて来る…
自身の健康維持や運動能力を高めることに努めることは良いことだが、それを行う場所や時間によっては、誰かの「睡眠」を妨害していることも考えて欲しい…
「睡眠」とは言わずと知れた万人の“健康の源”と私は思う…