私も加齢臭が似合う“お年頃”になって来た(^_^)
そんな私でも他人の臭い…特に“残り香”が妙に気になることがある。
エレベーターの扉が開いた時などがそうだ。
誰もいないのに、つい先程まで乗っていたと思われる人の“残り香”が強烈に漂っていることがある。
それは、加齢臭という言葉が世に広まる以前からあった、典型的な“オジサン臭”である。
私自身も加齢臭を漂わせているのに、そんなにも感じてしまうのは、相当の臭いを発しているからだろう。
まあ、私も年齢を重ねるにつれ、その様な臭いを纏って行くため、その人を悪く言うつもりはない…
年相応の自然現象なのだ!
ただ嫌なのは、まだその域まで達していない私が、その臭いを発していると他の人に誤解されることだ。
例えば私が“残り香”のあるエレベーターに乗っていて、途中の階で他の人が乗り込んで来たとする。
その人は、漂う臭いの主が私であると思うに違いない。
自分が逆の立場ならば、そう思うからだ。
やっかいなことに、私の加齢臭がそれとは異なることを証言出来るのは、普段から私の臭いを知る妻と子供ぐらいしかいない…
自分から「この臭いは私のモノではありません」などと言える訳がないのだ。
トイレや個室など、閉鎖された空間がある限り私の苦悩は続く…