私が子供の頃の学校給食といえば、ほぼ毎日がパン給食であった。
食パンが主流であり、学年が上がるにつれてパンの枚数も2枚から3枚へと増えて行くという安易なものであった。
社会科や家庭科の授業で、最近日本人が“ご飯”を食べなくなっていることや、お米が余って“古米”や“減反”が問題となっていると習う一方で、給食はパンの日が多いことに疑問を抱いていた。
これは、未だに分からない疑問である…
ただ、毎日米飯給食では困る理由もあった。
それは、給食時に出される飲み物は、毎日決まって牛乳だったからである。
私は昔からの“いたずら”の積み重ねで、牛乳や乳製品に“塩”を入れると、非常に不味くなり、飲めなくなることを知っていた。
よって、塩味強いおかずを食べた直後に牛乳を口にすると、同様の不味さを味わうことになる。
それなので、給食ではおかずを食べた後に一口パンを食することで口直しをし、牛乳へと移ることが必要だった。
その為、苦労したのが米飯給食である。
そもそも、ご飯を食べながら牛乳を飲むということが苦手だった。
やっぱり米にはお茶が合う!
昼食時、牛乳を飲みながら定食を食べている大人など見たことがない!
最近、我が子の給食の献立表を見て安心した。
それはパン給食が減り、米飯給食がほとんど毎日となっていたからだ。
一方で飲み物の欄には、相変わらず毎日牛乳である…
乳製品が健康に良いとは聞くが、お茶だって身体に良いと思うのだが…
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