春雨☆サラダ

50歳 2児の父‼️ 好きなものはハードロック、JAZZ、ゴルフ、カメラ、ラグビー、バーボン、芋焼酎、中村あゆみ、高崎晃、ランディローズ、前田日明、田村潔司… 愛読書は北方謙三… 一番大切なものは、晩酌と子供たちとの時間!

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50歳からの健康管理、睡眠時無呼吸症候群

    

睡眠時無呼吸症候群と向き合うことにした。

 何年も前から気になっていたけど、ずっと目を背けていた睡眠時無呼吸症候群

 

 これを要因としたバス、自動車、電車、トラック等々、交通機関の事故などあって、中々言い出せない病気です。

 

 私自身も運転をするので、もしも病気であり、それが会社にばれてしまったらとの思いがあり、中々、病院を受診することをためらっていました。

 

 

 しかしながら、50歳になるのを前に、やはり人生、健康で長生きしなくてはとの思いと、何よりも、自分が睡眠時無呼吸症候群によって事故の加害者となってしまってからでは取返しがつかないと思い立ち、今回初めて向き合うこととしました。

 

 皆さまも、同じような思いの方がいるかも知れませんが、私は今回、病院を受診して、治療を開始して本当に良かったと思います。

 

 大げさかも知れませんが、治療によって熟睡出来るようになったことで、今までとは全く違う生活を手に入れることが出来ました。

 

 受診を躊躇われている方がいましたら、心底、受診することをお勧めします!

 

簡易検査

 実は、2年前にも一度思い立って、簡易検査を行いました。

 

 簡易検査は近所の耳鼻科で申し込みを行うと、すぐに業者の人が来て検査キッド一式を届けて検査方法の説明をしてくれました。

 

 「睡眠時無呼吸症候群の検査をしてます」ってポスターが貼ってある病院なら、どこでも良いです。簡易検査なら、ネットの検索では出なくても、いつも行く病院が取り扱ったりしてます。

 

 とにかくポスターです!

 

 そして、2日間の夜間の就寝測定…

 

 指先に血中酸素を図るパルスを取り付け、鼻にも呼吸を感知するセンサーを付けて、いびきやら呼吸を測るそうです。

 

 その後、検査キッド一式をまた業者が回収に来て、後日、耳鼻科の先生が結果を見て診断してくれるというものでした。

 

 簡単に言うと、AHI(=無呼吸低呼吸指数)といって、就寝している間、1時間につき、どれだけ無呼吸の状態があるかというものでした。

 

 ちなみに私は、10~15。

 

 そして、「重症ではないものの、睡眠時無呼吸症候群が無くはない。日常生活支障がおよぶようならば…精密検査を…」との診断結果。

(微妙な判定にスッキリしませんでした…)

 

少しおかしくなってきたぞ…

 しかしながら、最近になって日中に眠気があることがあったり、休日の日中もふとしたら昼寝してしまったり、何よりも家族から「いびきが地響きのようになってきた」「呼吸が途中で止まっている」等々…

 

 これぞ、睡眠時無呼吸症候群と言える症状が次々と…

 

 若いころから、夜中に呼吸が苦しくて慌てて起きることがありましたが、最近になってそれが更に頻繁に起きるようになって来た。

 

 今まで目を背けて来ましたが、恐る恐るネットで調べると…

 

 睡眠時無呼吸症候群によるリスクが高まる怖い病気として、心筋梗塞不整脈脳卒中、高血圧等々…

 

 小心者の私を、病院に向かわせるには十分過ぎる内容でした。

睡眠クリニックを受診 その際のポイント(せこいですが)

 そして…

 

 ここポイントです!

 

 2年前に簡易検査をした耳鼻科に電話で聞くと、精密検査をしてくれる病院に紹介状を書いてくれるそうです。

 

 当然、紹介状なので一度耳鼻科を受診する必要があり、紹介状はお金もかかります。

 

 なので、私はネットで市内にある睡眠クリニックを探し、直接電話して予約しました。

 (精密検査まで行うクリニックは少ないので、すぐに見つかります。)

 

 受診してみて驚いたのは、老若男女を問わず、実に多くの患者がいて、「睡眠」というモノに本当に悩みを抱えている人が多いのだと思いました。

 

 まだ10代前半とみられる子供も、親御さんと来院していました。

 

 また、睡眠時無呼吸症候群は、肥満の人ばかりでなく、痩せている人でも対象となると言われていますが、実際に受診されている方々も、痩せている人の方が多いような印象を受けました。

 

 私自身、年相応に下っ腹が出てはいますが、身長170センチで体重は60キロ台とそんなに肥満ではないと自分では思っています。

 

専門医での初診

 そして初診の日…

 

 私の場合は2年前の簡易検査の結果を持って行ったため話が早く、すぐにドクターとの問診に入りました。

 

 聞かれることは「夜息苦しくて目が覚めるか」「昼間の眠気」「寝汗」「起床時の頭痛」から「食事」「飲酒」「運動」、そして「仕事の内容」「生活習慣」等々…

 

 質問項目がとても多く、多岐にわたり、それだけで20分近くは要したでしょうか。

 

 そこから驚いたのは、私の顔の形、あごの形、舌の長さ、舌の形等々見るために、左右を向かされたり、上下を向いたり、舌を出したり…

 

 それを、ドクターがパソコン上に専用のパットとペンを使って、スケッチしていくのです。

 (特徴だけをスケッチしていくのですが、ドクターの絵は、お世辞にも上手くない… っていうか下手! 内心、それなら写真を撮れば良いのにって思いました…)

 

 診断結果として、私の場合、舌が厚いのと、あごの形が小さいのと、加齢のせいもあって、就寝中、舌が喉を塞いで無呼吸状態になり易いとのこと。

 (それなら下手なスケッチではなく、写真で良かったんじゃないかって思いました…)

 

 そしてすぐに、一泊での精密検査を行うこととなりました。

 

一泊での検査

 一泊なので仕事が気になりましたが、私のかかった病院は、金曜日の夜に夕食を済ませて、18時までに入り、翌日土曜日の朝には帰れるので、仕事を休む必要はありませんでした。

 

 ただ、さすが精密検査だけあって、とにかく全身のあらゆるところにセンサーが取り付けられ、それらが外れないように包帯状のネット等でぐるぐる巻きにされます。

 (センサーを付ける場所には、何かにゅるにゅる、ベトベトしたゼリーのようなモノを塗られるので、それが何とも気持ち悪い…)

 

 当然、頭にも沢山のセンサーが付けられるので、頭もにゅるにゅる、ベトベトの上、最後に銀行強盗のように、目の部分しか開いていない包帯のネットを被せられます。

 (私は髪の毛が薄く、いさぎよく坊主のように1ミリカットで頭を丸めているので、スムーズに作業が進みましたが、普通に髪の毛がある方々は苦労するだろうな~って…)

 

 一方で、髪の毛が薄い人にありがちな通り、私は体毛が多いです。

 

 なので、胸や足にセンサーを取り付ける作業は大変だったようで…

 

 一度センサーを付けては、その反応が無いらしく、何度も何度もやり直すことに…

 

 そんなこんなで、約30分近くの作業がおわり就寝。

 

 翌朝、起きたらセンサーを取ってもらい、シャワーで全身のベトベトをとってから着替えて帰りました。

 

 そんな状況なので…

 

 いつも以上に寝付きが悪く、熟睡なんて、とても出来ませんでした…

 

C-PAP

 検査結果が出たので病院に行くと、やはりAHI(=無呼吸低呼吸指数)は非常に高く、治療を要する睡眠時無呼吸症候群との診断…

 

 さっそく、C-PAPという機械による治療を行うこととなりました。

 

 C-PAPの治療とは、私の場合だと、舌がデカくて就寝中に落ちて来てしまうので、それによって塞がった気道を、機械で鼻から空気を送り込んで拡げることで、睡眠中の無呼吸を防止するものだと説明を受けました。

   

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 私の場合、帝人さんの機械を使うこととなりました。

 (先ず始めに装着した時、娘から「ダースベーダーだ」と笑われました…)

 

 基本的に毎月病院に通い、その使用状況を報告することで、4,300円くらいの診察料を支払いますが、その中に帝人さんからの機械のレンタル料や、器具が破損した時の交換を無料でしてくれるなど、全て面倒見てくれます。

 

 最初のころは、中々上手に使えずに、夜中に無理矢理チューブを外す際にちぎってしまったり、マスクの一部分を無くしてしまったり…

 (とにかく、寝ている最中の無意識の行動なので、自分でどうにか出来るものではありません…)

 

 そして最近では、週に1度の洗剤での手入れが下手なのか、チューブが少し匂って来たり、マスクが匂ってきたり、交換のフィルターを無くしてしまったり…

 

 そんな時、頼りになるのは帝人さん!

 

 365日、年中無休でフリーダイヤルで、その様なトラブルに対処して頂けます。

 

 すぐに新品のチューブ、マスク、その他もろもろを郵送で送ってくれます。

 

 また、電話しなくとも、チューブ、マスク等は、年に1回は新品のモノが送られてくるそうです。

 

 市販でC-PAPを売っているようですが、このランニングコストを考えたら、どっちがお得でしょう?

 

 しかも、毎月の4300円は医療費控除が適用されます。

 

そして、その効果は?

 睡眠クリニックに通い始めて、またC-PAPを使い始めて、早1年…

 

 毎月、C-PAPに入っているSDカードを持って通院します。

 

 そして、1ヶ月間の睡眠の様子、主にAHI(=1時間につき、どれだけ無呼吸の状態があるか)の様子をグラフにて示して貰い、ドクターとの問診もあります。

 

 驚いたのは、AHIの平均値がなんと1台へ! 2まで行くことはありません!!

 

 今まで、あれほど高かった数値が、こんなにも下がるなんて…

 

 身体にも明らかに変化が出てきました。

 

 日中の眠気が全く無くなりました。

 

 そして家族から言われたのが、いびきが全く無くなったと…

 

 こちらも”全く”だそうです!

 

 寝ている最中、息苦しくて途中で起きてしまうことや、寝汗を大量にかくことも無くなりました!

 

 なんて素晴らしいのだC-PAP!

 

 最初に看護師さんが、「始めは違和感があるかも知れませんが、その内、手放せなくなりますよ!」と言っていたことが思い出されました!

 

 そして先月の通院時にドクターが教えてくれたこと…

 

 「C-PAP着けてると、二日酔いしないだろ…」

 

 確かに!

 

 前日にかなりの量のお酒を飲んだ日も、翌日の朝はスッキリ!

 

 問診時に、毎回、飲酒の量や飲酒の日数を聞かれる内に、ドクターもお酒好きだとわかり合えたので、二日酔いの話を笑ってしてくれました。

 

 

何と、電話での診療も可能です!

 特例ですが、オミクロン株のコロナウイルスによる感染拡大が怖くて、不要不急の外出を控えるようにしています。

 

 それは睡眠クリニックも同じでして。

 

 そこで嬉しいサービスです。

 

 最近では、電話による問診でも良くなり、通院する必要がなくなりました。

 (診療代金は、次回まとめて徴収されます)

 

 クリニックに電話して、自分の診察券の番号を伝えた後、健康保険証の番号を読み上げます。

 

 先生の診察の合間に行われますので、時には待たされますが、事前に血圧、体重を測っておけば、電話にて先生の問診が行われます。

 

 そこで驚いたのは…

 

 今まで、毎月持参したSDカードなのですが、どういう仕組みか分かりませんが、帝人さんのC-PAPの1か月間のデータが、病院に送られていて、私の使用状況が先生が把握出来ているのです。

 

 確かに、C-PAPの電源を入れると、スマホみたいにアンテナが三本立ったりしますので、何等かの無線で毎日データが飛んでいるのでしょうか。

 

 素晴らしい!!

 

 これならば、電話での診療でも、こちらも安心出来ます。 

 

 世の中、色々な健康法や食事法があり、私も色々と試していますが、やっぱり一番大事なのは「睡眠」と「呼吸」なのだと、何よりも実感出来た体験記でした。

 

(おしまい)

 

 本日もお読みいただきありがとうございます。

春雨サラダです。 ご無沙汰しておりました…

 

 

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 明けましておめでとうございます。

 

 ブログの更新、皆様のブログの拝読、ご無沙汰してしまい申し訳ありませんでした。

 

 12月に入り、母の体調が思わしくなく、毎日バタバタしておりまして…

 

 入院となりましたが、お陰様で、母も落ち着いて来ました。

 

 やっぱり、親、子供、弟妹…

 

 肉親の体調不良って、仕事、食事、趣味、その他もろもろありますが、気持ちが何よりも優先するものだと、改めて思いました。

 

 そして…

 

 何よりも、母に私の生活を邪魔されたなんて思いたくもありません。

 

 12月で私は50歳となり、子供の誕生日やクリスマスなど、たくさんのイベントがありました。

 

 それらは皆、満足のいく形では行えませんでしたが、そんな母に付きっきりとなっていた私に対し、妻や子供達から、何に苦言も文句もなく、いつも温かく私を送り出してくれました。

 

 この様な状況になって、改めて家族の優しさや、有り難みを感じることが出来ました。

 

 いや、こんな状況だからこそ、家族の大切さが分かったのでしょう。

 

 母の退院まで、あと少し時間は掛かりますが、全ては「私に与えられた試練」ではなく、「母の介護の有り難み」「家族の有り難み」を感じさせるための「チャンス」と受け止めていきたいと思います。

 

 時間は掛かりますが、皆様の過去ブログもじっくり読ませて頂き、また、私も記事を書いて行こうと思います。

 

 今年も「春雨サラダ」をよろしくお願いします。

 

 (おしまい)

 

 本日もお読みいただきありがとうございます。

洋服の青山 驚きの成人式セット!

  

今週のお題「あったか~い」

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 フトコロがあったか~いと言うか、想定以上に冷たくならなかった話です。

 

 私は、基本的に商品やお店の紹介っぽい記事は苦手としている。

 

 ステキなお店や商品があっても、その良さを上手に表現出来ずに、返って申し訳ないと思ってしまうからだ。

 

 しかしながら、最近、本当に驚いたことがあったので、ご報告を。

 

 私の息子は20歳となる。

 

 めでたいことであるが、同時にお金が掛かることでもある。

 

 お陰様で、我が町でも今年は1月3日に成人式を開催してくれるとのこと。

 

 そこで必要となるのがスーツ…

 

 入学式はコロナ禍にて行われていないため、初めてスーツを仕立てることとなった。

 

 といっても、オーダーメイドなんてまだまだ早い。

 

 私だって、市販の吊るしを着ているのだ。

 

 そこで、近所にある洋服の青山さんへ。

 

 丁寧な店員さんが採寸してくれて、29,000円の既製品で、ちょうど良いのがあったので良かった。

 

 そうすると、店員さんより「ワイシャツ、ネクタイ、ベルト等はどうなさいますか?」との声…

 

 忘れていた…

 

 初めてのスーツなので、何もかも持っていない…

 

 ちょっと待てよ、ワイシャツだけでも3,000円から4,000円程度はするのに、ネクタイにベルト…

 

 一式揃えたらいくら掛かってしまうのだろう…

 

 ちょっと待てよ、良く考えたら革靴だって持っていない…

 

 そんなドギマギしている私を見て思ったのか、店員さんより「成人の方なので、ワイシャツ、ネクタイ、ベルト、革靴、肌着、ハンカチのセットで10,000円になりますよ」との声。

 

 ただし、ワイシャツ、ネクタイ、ベルトは各3,900円以下のモノ、革靴は7,900円以下のモノとのこと。

 

 いやいや、その価格帯までOKなら、もう、十分過ぎるサービスと品揃えである。

 

 そんなこんなで、スーツおよびその他一式が揃い、会計では「学割」があるとのことで、洋服の青山のアプリを息子が入れただけで、10%OFFとなった。

 

 結局、税込み38,000円程度で、全てが揃ったのだ!!

 

 これには驚いた!

 

 思わず「私も同じセットでお願い出来ますか?」と店員さんに聞いてみた。

 

 すると、ステキな笑顔で「残念ながら、成人の方のみのサービスとさせて頂きます」とやんわりと断られた…

 

(おしまい)

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

責任取れますか? 最近の報道に…

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 テレビのニュース?情報?番組を見ていて違和感を覚えることがあります。

 

   それは、新聞各紙を紹介するコーナーです。

 

 そこでは一般紙に限らずスポーツ新聞、時には週刊誌の記事も含まれ、司会者は「○○○と、△△△紙では報じています。」と、自局の報道番組内でありながら、他社の報道内容を無責任な語尾を付けて紹介します。

 

 時には、スタジオにいる出演者に対してコメントを求め、ちょっとした議論にまで発展することもあります。

 

 そもそも他社の報道や論評ではないか…

 

 報道、情報番組と銘打っておきながら、自局で裏付けを取ることもせず、第三者のように紹介して行くことは、何か不自然ではなかろうか。

 

 もし、他社の報道が誤報であった場合、それに便乗して放送した局は、どう責任を取るのだろうか…

 

 情報の安易な取扱いによって、罪無き人が“犯人”として報じられ、後に冤罪であったケースは多々ありました…

 

 警察の捜査にも問題があったと思われますが、他社や他紙、そして週刊誌が伝えたニュースまでをも、自分の番組で取り上げるという行為が、冤罪による影響を更に大きくしてしまったようにも思われます。

 

 真偽が分からぬ段階でのその様な行為によって、報じられた内容が独り歩きしてしまうことに非常に危険を感じます。

 

 それなので、私はそのようなコーナーが始まるとチャンネルを変更してしまいます…

 

 必死になって他社の記事を伝えるキャスターを見ると、ただの野次馬のよう見えて、哀れさ、寂しさ、刹那さを感じるから…

 

(おしまい)

 

 本日もお読みいただきありがとうございます。

バスの運賃箱から賽銭箱へ

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たわいもない話ですみません…

自慢ではないが、私は財布に少額のお金しか入れていない。

 

 大抵3千円程度…

 

 財布の中が500円を下回ったところで、やっとATMにてお金を引き出す。

 

 その場合も3千円…

 

 飲み会がある日などは、当日になってやっと、その晩に使うであろう金額だけを引き出すようにしている。

 

 普段の所持金で言えば、中学生や高校生の方がよっぽど多いに違いない。

 

 私がお金を多く持ち歩かないのは、財布にお金が入っていると、なぜかあっと言う間に無くなってしまうから…

 

 多分、気持ちが大きくなって、あればあるだけ使ってしまうからだろう。

 

 また、大きな買い物や車のガソリンなどはクレジットカードで支払うため、日常生活において現金をそれ程持ち歩かなくても特に問題はない。

 

その様な中で事件は起こった…

 

 その日私は、久しぶりの雨天にて、会社までバスで行くことになった。

 (普段は自転車通勤が主です)

 

 当日の持ち合わせは、会社までのバスの運賃である180円。

 (正確には、その他に五円玉、1円玉の類いが何枚か財布には入っていた…)

 

 といっても、私にとっては良くあることで、昼休みにでも、近くのATMでお金を引き出せば問題ないと考えていた。

 

そして会社までのバスの中…

 

 雨のせいで、車内はいつも以上に混み合っていた。

 

 目的地近くになって、私はバスの整理券とともに180円を握りしめて席を立った。

 

 ところが、その手から百円玉が落ちて、バスの車内後方に転がって行ってしまったのである。

 

 百円玉を追いかけようにも、車内は混み合っていて身動きが取れない。

 

 そうしている内に、バスは目的の停留所に到着してしまい、私はバスを降りる人の流れに押されて、前方にある運賃箱に向かった。

 

 前方の人達はICカード、定期券、現金などで手早く乗車賃を支払い降りて行く。

 

 直ぐに私の番は回って来てしまい、仕方なく運転手さんに「今、百円玉を落としてしまい…実は所持金がこれだけしか無くて…」と、言葉に詰まりながら正直に話した。

 

 後方の人達の冷たい視線が、振り向いてもいないのに感じられる。

 

 大の大人が180円しか持っていないなど、ましてやそれを落としてしまってバスの運賃が払えないなど、中々信じて貰える訳がない。

 

 それ位の金額ならば、小学生でも持っている…

 

 ところがその運転手は、にっこりと笑い「次にご乗車された時、支払って頂ければ結構ですよ」と言ってくれたのである。

 

 その笑みは、180円しか持っていないと話す私を、呆れたり馬鹿にしたりするものでは無く、気の毒に思う親切心から来るものに感じられた。

 

 私は「申し訳ございません」と頭を下げてバスのステップを駆け降りた。

 

 バスを降りると、あまりの恥ずかしさに顔を伏せ、逃げるように足早に歩き出したものの、私を信じてくれた運転手の方にいつか必ず応えようと、強く誓った。

 

数日後、私はまたバスに乗車することとなった。

 

 私は先日の運転手のご厚意に応えるべく、180円の乗車賃であったが280円を運賃箱に入れるつもりでいた。

 

 ところが思わぬ事態が発生する。

 

 何人か前の人が乗車代金を余分に投入したらしく、運賃箱でエラーが発生してしまい、その解消に運転手が苦慮している様子を目にした。

 

 今日の運転手は先日の方とは違う人でもあり、また安易に乗車賃以上の金額を運賃箱に投入してしまったならば、運賃箱がエラーとなるため、かえって迷惑を掛けてしまうのではなかろうか…

 

 結局私は通常の運賃を支払い、バスを降りた。

 

 そして先日支払えなかった100円については…

 

 財布にしまうのも何なので、近くの神社のお賽銭箱に入れ、バスの安全運行をお願いした。

 

(おしまい)

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

「10年で変わったこと・変わらなかったこと」

 

はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと

 

10年前

 10年前と言えば、凄く昔の様に感じる。

 

 当時は、まだ40歳になったばかり。

 

 父が難病だとわかり、また、祖母が認知症の症候を見せ始めたころ。

 

 私とともに看病にあたる母は元気いっぱい。

 

 長男は、身体が弱くて11年間におよぶ病院通いの最中で、毎日の服薬により体調をコントロール

 

 それでも庭で一緒にサッカーしたり、週末になると、公園や動物園に出掛けていた。

 

 長女もまだ小さく、何かにつけて「パパ、パパ」って駆け寄ってくれて、会社に行く前は必ず毎日ハグしてくれた。

 

 何よりも、一緒にお風呂に入ってくれていたし、川の字になって一緒に寝ていた。

 

そして今…

 

 父と祖母は闘病の末、他界し、母はパーキンソン病と闘うことに。

 

 長男も大学生となり、一緒に遊ぶことや出掛けることは無くなり、交わす言葉も少なくなり…

 

 長女も、思春期なのかパパを何かと毛嫌いする…

 

 一緒に出掛けてくれるのは、何か買い物に行く時だけ…

 

そんな中でもたくさんの幸せはあった!

 

 母の闘病生活を、私が見ることとなり、最初はイライラすることも多かったが、この歳になって母と一緒に過ごす時間が増えて…

 

 不謹慎かも知れないが、母の闘病のお陰で、本当の親孝行が出来ているように思える。

 

 また、私は弟と4歳、妹とは9歳離れている。

 

 ということは、それだけの年数、他の弟妹よりも母に苦労を掛けたとも言える。

 

 弟、妹は遠方で暮らしているため、コロナ禍もあって、中々母に会いに来ることは出来ない。

 

 だからこそ、長男として、他の弟妹よりも親孝行する恩があるし、この様な環境になったのも、母親へ尽くす時間を誰かが与えてくれたものであると思う。

 

 長男も、言葉数が減ったとはいえ、あれだけ病弱だったのに、高校ではラグビー部の主将を勤め、今でも身体を鍛えたり、サークル活動で運動するなど、病気とは無縁の存在となった。

 

 子供が健康であることは何より!

 

 思えば、自分が大学生の頃など、父親とは照れくさくて、そんなに話していなかったではないか。

 

 何だ、自分と一緒じゃん!

 

 そのうち、社会人となって、金銭的事情から、実家に行って、父親と酒を酌み交わす機会が増えると、自然と会話も増えてくる。

 

 娘にしても、「うるさい」「あっちいって」と言われることもあるが、それは自我の目覚めでもあり、またいつか父親のもとへと帰って来ると、ネット上では良く目にする。

 

 そうして考えると、10年… 「歳をとる」のもわるくない。

 

 いやいや、この「歳をとる」という表現が良くない。

 

 やはり「歳を重ねる」でしょう。

 

 それは幾つになっても、自分自身も、周辺の人達も成長出来る証ですから。

 

 以前のブログで似たようなことを書いたが…

 

最近では「若さ」とは、年齢ではなく、自分が「若い」と思っていられるかだと思うようになった。

 

 気持ちは永遠に30代!! 

 

 それで良いと思う。

 

 たとえ体力が付いて来なくても、気力だけが付いてくれば細かいことは目をつぶっちゃおう!

 

 

 

 さあ、10年後が楽しみだ!

 

 いや、「10年後」との表現もおかしい。

 

 明日、明後日、1年後、2年後…

 

 これから来る「未来」を楽しみして、そんな気持ちで生きていきたい!

 

(おしまい)

 

本日もお読みいただきありがとうございます。

居眠りしてしまうのは誰のせい? (書き直し)

 

今週のお題「読書の秋」

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 1年半ほど前に書いた過去記事です。

 

 コロナ禍によるリモート世界になったことを受けて、表現も含め、納得のいかない箇所も多い記事であったため、今一度修正しました。

 

(本文)

 

 研修や説明会、講演会などで、ついつい「居眠り」をしてしまったことってありますよね?

 

 私は学生時代から、授業中に眠りに落ちてしまうことが多々あり、その場でお説教されることもあれば、社会人となった今でも、研修での様子を、その講師が後日上司に報告されて叱られたこともあります…

 

 特に最近では、リモートでの受講も増えて来たため、一方的に話を聞かされる研修や講義はかなりの苦痛を強いられます。

 

 

 しかしながら、研修会や講演会で寝てしまうのは、全て受講者のせいなのでしょうか…?

 

 授業中、寝てしまうのは、全て生徒のせいなのでしょうか…?

 

 別に睡眠不足でも無く、体調も万全であり、講演のテーマにも興味惹かれて参加していることも多々あります。

 

 当然のことながら、始めから眠るつもりなど全くありません。

 

 最近では、私自身が人前で話す機会が増えるようになり、聴講者が寝てしまったり、退屈してしまうのは「話す側」にも問題があるように思え来ました。

 

 やはり、自分が話しているのに、目の前で寝られてしまうとショックで…

 

 どんなに素晴らしい内容の話であっても、その口調に抑揚がなかったり、話の展開や構成が人を惹きつけるものでなかったら、それは「退屈なもの」になってしまうのではないのかと…

 

 逆に、話すのが上手い人の話ならば、それが大した内容ではなくとも、何となく聴き入ってしまうような…

 

 現在、書店の店頭には沢山の「話し方」に関する書籍が並べられています。

 

 それを見ると、私以外にも、多くの人達が「話すこと」に悩みを抱えているのだとも思えて来ます。

 

 

 人前で話す機会が多い方で、自分が話す時に「うたた寝」をしている聴講者が多いと感じられる方がいたら、是非とも「話し方」の勉強もして頂き、話し手としてのレベルを上げて頂きたいとも思います。

 

 そして何よりも先ず、私自身が聴講者の方々が楽しく聴いて貰える方法を探求して行かなくては…

 

(おしまい)

 

 本日もお読みいただきありがとうございます。

外は雨… 心は晴れ! そんな今日を楽しみたくて「はてなブロガーに10の質問」答えて見ました。

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問

ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

 お酒の次に、私が好きな食べ物からです。

 その家、その家で具材が違ったり、酢加減が違ったり…

 お惣菜屋さんでも、飲食店でも本当に千差万別!

 そんな、私の中では奥深い「春雨サラダ」を選びました。

 

はてなブログを始めたきっかけは?

 

isaoitsuyo.hatenablog.com

 

 この記事でも書きましたが、ブログってエッセイストになりたかった、自分の夢を叶えてくれるからです。

 

 この記事からの引用ですが…

 

「成功」ってものも、売れて有名になることを望む人もあれば、少数でも良いので共感して貰うことが嬉しい人など、その価値観もそれぞれだと私は考えます。

 

 分かって貰える人にだけ分かって貰えれば満足出来ることも多々あります

 

 私は、本を出版して「売れる」のでは無く、共感して頂ける人がいるだけで、それだけで良いのです。

 

自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

 

isaoitsuyo.hatenablog.com

 父の闘病を書いたこの記事です。

 

 当時はつらく悲しい想い出を、ブログに吐き出した形でしたが、沢山の方に温かい言葉を頂き、本当に励まされました。

 

ブログを書きたくなるのはどんなとき?

 ふと、思い立った時。

 

下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

 5記事くらい。

自分の記事を読み返すことはある?

 あります。

 

 特に、コロナ禍前に書いた記事など、どれほど世の中が変わってしまったのかと…

 

 あの頃は、この様な世の中になるなんて思ってもいなかったと…

 

 読み返しながら、遠い昔の様に思い出します。

 

 そう思うと、ブログって想い出や自分史が一杯詰まった宝物です!

好きなはてなブロガーは?

 とにかく、私のブログをお読み頂ける方達全てです!

 

 温かいコメント、スターにも励まされます。

 この仕組みって、はてなブログの素晴らしさだと思います。

 

はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

 無料だけで、ここまでのサービスが受けれるとは、本当に嬉しいです。

 

 ブログという時間、ブログでお知り合いになった方々など、私の生活を変えてくれました。

 

 感謝の気持ちで一杯です。

10年前は何してた?

 父も祖母も健在。母も元気で介護知らず。

 

 もう、私の髪の毛はありませんでしたが…

この10年を一言でまとめると?

 

 

isaoitsuyo.hatenablog.com

 

 今は仕事、子育て、そして母の介護に追われる毎日…

 

 しかしながら、この記事に書いた通り

「介護が出来ているうちが華」

 この記事を書いている今も、パソコンの横に飾ってある父の写真を見ると、やはりいなくなってからでは何もしてあげられないことを痛感します…

 

 写真の父に向かって話しかけても、何も返っては来ません

 

 今まで、介護でイライラばかりしていた私ですが、考え方を変えただけで、母に対して温かく接することが出来て、怒ることなど無くなって来ました。

「介護」が出来ている「今」は、大変ですけど幸せです!

 

 そんな、これからの10年だと思います。

 

PS.母さんへ

 介護の私への負担なんて気にせずに、1日でも長生きして、私や子供達との時間を楽しんでください。

 

 

(おしまい)

本日もお読みいただきありがとうございます。

FP1級の提言 欲しいモノは借金してでも買っちゃえ!

銀行の判子と通帳、引き出された10万円

 

現状の私は…

 もう、20年も前の話ながら、私はFP1級を取得した。

 

 ファイナンシャルプランナー

 

 お金のプロなる勉強をしたはずが、今までの人生を振り返ると、それは自分自身に全く活かされず、ここまで来てしまっている。

 

 結婚して、家族が出来て、それと同時に様々な「家庭や親族、親戚の事情」も増えて行き…

 

 住宅ローンを組むのが遅くなったり、子供の教育費が予想以上に掛かったり、親の介護が思いのほか早く始まったり…

 

 その他、想定しなかった出費が嵩み、ライフプランなど絵に描いた餅となり、今に至っている。

 

 

 いくらファイナンシャルプランナーの資格を持っていようとも、このようなコトは想定出来る訳ではない。

 

 人生、思い通りに行かないことが当たり前だと思う今日この頃…

 

 このままでは、退職金の多くが借金返済へと回りそうだ。

 

そして考えた…

 

 しかしながら、50歳を前にして悟ったことが一つ。

 

 それは、借金をしてでも、今欲しいモノは買った方が良いと言うこと。

 

 正直、自分では若いつもりでも、中々30代の頃のようには行かないことがある。

 

 知力、体力、気力…

 

 あらゆるコトにおいて。

 

 今までは、「お金を貯めていつか手に入れてやろう!」と考えていたものの、お金を貯めている間にも、残酷にも時間というものは流れて行き、確実に年齢を重ねて行く…

 

 そうして考えると、コツコツとお金を貯めて、いざ欲しかったモノを手に入れて、その時の自分はどうであろう。

 

 今と同じ体力、気力を維持出来ているのか…

 

欲しいモノは借金してでも今買っちゃえ!

 そして考えたのが、「欲しいモノは、今借金して買う!」ということ。

 

 当然、それによって掛かって来る「金利」というモノについて、FPの世界では最適化を考えるモノであるが、その考え方では人の「体力、気力、知力」は加味されていない他、各自の「生き方」「生きがい」に対してのファクターは何も含まれていない。

 

 欲しいモノを「今」手に入れる価値は、金利を払ってでも、安いものだ。

 

  また、最近では「若さ」とは、年齢ではなく、自分が「若い」と思っていられるかだと思うようになった。

 

 気持ちは永遠に30代!! 

 

 それで良いと思う。

 

 たとえ体力が付いて来なくても、気力だけが付いてくれば細かいことは目をつぶっちゃおう!

 

 たった一度の人生。

 

 私は、これから先も、何歳になったとしても、やりたいことをやっちゃう人生を送りたい。

 

 最近ではリバーズモゲージを取り扱う金融機関も増えて来ている。

 

 住宅ローンを返し終わったら、今度はリバーズモゲージで手元資金を調達して、やりたいことを思いっ切りやってやろうと思う。

 

 子供達に不動産を残してあげるよりも、子供たちには、沢山の想い出とか贅沢を、私が生きている「今」与えてあげ、一緒に喜び満喫したい。

 

 お金は生きているうちに使い切っちゃえ!

 

 自分の趣味楽しみ、人生に使っちゃえ!

 

 こんなアドバイスファイナンシャルプランナーとしては失格だ。

 

 「若い時の苦労は買ってでもしろ」

 

 このことわざの「若い時」というのは、一生だと思うようになった。

 

 自分が実年齢よりも1歳でも若いと思っているならば、そう思えるのならば、それこそが「若い時」であり、そう思い続ける限り「若い時」は生涯続くと思う。

 

 この様な記事を書いてしまい、賛否両論、ご批判も覚悟しておりますが…

 

 ファイナンシャルプランナーとして、たくさんの相談に応え続けて来ましたが、自分の本音と向き合って出た答えはこれです。

 

(おしまい)

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

すき家の豚丼 高くないですか?

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 久しぶりの復活ということで、日曜日のお昼はすき家豚丼にしました。

 

 豚丼と言えば、BSE問題が取り沙汰され、牛肉の輸入が出来なくなっていた頃の代替品のイメージが‥

 

 それを再現と言う事ですが‥

 

 味は確かに、そんなに悪くありません。

 

 牛肉とはまた違った美味しさが堪能できます。

 

 ただ、思ったのが‥

 

 牛丼の並が350円なのに対して、豚丼の並は380円!

 

 私の中でのお肉ランキングでは、豚より牛の方が高価なモノです。

 

 まぁ、100歩譲って、今は輸入牛が安いとしましょう。

 

 しかしながら、本当にショックを受けて残念だったのが、すき家のヘビーユーザー御用達の、「すきパス」が豚丼に適用されないこと!

 

 「すきパス」あれば、牛丼の並は270円になります。

 

 その差、何と110円!

 

 そう考えると、すき家豚丼は高く感じるのです!

 

 皆さんもご注意下さい。

 

 「すきパス」は牛丼、うな丼、カレーには使えますが、なぜか豚丼には使えないことを‥

 

 (おしまい)

 

 本日もお読み頂きありがとうございます。

手帳こそが自分史!

 スマホを落として、割ってしまいました…

 

 もう、3年くらい使っていたギャラクシーです…

 

 

ギャラクシー7エッジ に対する画像結果

 

 その薄さと、ボディーの色が大好きで、あえてスマホケースには入れずに、裸で使用していました。

 

 念のために、ガラス面には落としても割れないという、ネットで購入した眉唾物のコーティング剤を自分で施してはいましたが…

 

 やはり、1メートル50センチ近くの高さからの落下には、耐えられませんでした…

 

 ものの見事に、画面は粉々に割れ、泣く泣く携帯ショップに持って行くことに…

 

 お陰様で、写真や動画などは外部SDカードに保存していたため無事。

 

 もうそのスマホは使えないので、見た目だけで選んだXperiaをその場で購入。

 

 携帯ショップの方に、純正の画面フィルムを貼って貰い、頑丈なケースも購入しました。

 

 何だかんだといっても、スマホがふいに新しくなった楽しさもあって、高揚感を抱いたまま自宅に帰りました。

 

 そして…

 

 喪失感に襲われたのです…

 

 私はここ3年間、ギャラクシーーのカレンダー機能を使って、スケジュール管理をして来ました。

 

 手帳を持ち運ぶ必要がなく、とても楽ちんだったからです。

 

 その全て失われてしまったのです…

 

 仕事の予定は別管理している為、問題無いのですが…

 

 私が悲しくなったのは、この3年間のスケジュールが消えてしまったこと…

 

 子供の部活の応援、合宿、運動会などの各種学校行事、家族との旅行、食事、友人達とのゴルフや飲み会等々…

 

 週末を中心とした、プライベートの数々…

 

 母の通院に付き添った記録…

 

 それは、当初は単なる「予定」や「To Do」であったのかも知れません。

 

 しかしながら、今となっては大切な「想い出」の数々なのです。

 

 カレンダー機能については、バックアップをとっていなかったので、どうすることも出来ません。

 

 docomoなど携帯会社のカレンダー機能ではなく、その機種専用のカレンダーを使用していると、機種変した時に引き継がれないリスクを全く考えていませんでした…

 

 もう、どうやっても戻って来ません…

 

 その様なこともあって、ふとクローゼットの箱の中にある、学生時代や新入社員時代の手帳を読み返してみると、その頃の自分が想い出せて、本当に懐かしく思いました。

 

 学生時代の手帳など、左半分は通常の予定表なのに、右半分は手持ち金やバイト代を常に記録しており、「今月の残り金額〇〇円」など、10円単位で悩んでいて…

 

 実家からの仕送りに、今更ながらに親に感謝し、また、ふいに祖父母から送られて来る現金書留による「おこずかい」は、本当に涙ものに思えます。

 

 新入社員の頃の手帳も、予定よりも、多くの上司、諸先輩方から注意されたことで埋め尽くされ、今の自分があるのはその方達のお陰だと感謝で一杯になります。

 

 また、年を追うごとに、自分に後輩が出来、結婚し、引っ越し、子供が生まれ…

 

 手書きの手帳というものは、こうして並べてみると私の「自分史」なのです。

 

 失われた3年間の記録は戻って来ませんが、今更ながらにアナログの良さを体感し、再びスケジュール管理を手書きの手帳に戻すことにしました。

 

 (おしまい)

 

 本日もお読みいただきありがとうございました。

静岡時間

 電波時計(8時をお知らせ)の写真

 

 突然ですが、「静岡時間」という言葉を聞いたことがありますか?

 

 私が上京してから、遅刻することを友人達に良く揶揄された言葉です。

 

 「静岡」という書き方をしてしまうと、静岡県に住む人達全員が迷惑を被ってしまうのですが…

 

 ホント、私の周りだけの出来事でしたら、静岡にお住まいの皆様、大変申し訳ありません。

 

 

 いわゆる、待ち合わせの時間に5~10分遅れても、それは約束の時間に間に合ったという感覚です。

 

 普通、待ち合わせをしたならば、その5分前には着いており、3分遅れただけでも「わるい、わるい」ってなるものでしょう。

 

 しかしながら、私の周りでは5~10分の遅れはセーフ!!

 

 その遅れに腹を立てる人はいませんし、遅刻とはなりません。

 

 さすがに15分だと「わるい、わるい」ってなります。

 

 当然のことながら、これはビジネスの世界では通じません

 

 あくまでも、プライベートでの飲み会や遊びの待ち合わせでのことです。

 

 これは、私の周りだけのことなのでしょうか?

 

 Googleで「静岡時間」って検索しても出てこないので…

 

 しかしながら、小学校、中学校、高校、そして社会人となってのプライベートと、その都度メンバーは変化しても、このルールは通用しています。

 

 静岡、特に中部地区に住む人は、ちびまる子ちゃんにも出てくるように、本当にのんびりしていて、良くも悪くも大らかで、保守的だと思います。

 

 この「のんびり」が、問題を引き起こすことも多々ありますが…

 

 それでも、私はこの「のんびり」の象徴である「静岡時間」というものを、温かい目で見ています。

 (県外出身者の妻は、本当にイライラしてますが…)

 

(おしまい)

 

 本日もお読みいただきありがとうございます。

【YouTubeとブログ】 夢は自分で叶えられる時代!

 

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 YouTubeブログ

 

 本当に、この2つの存在に感謝しています。

 

 私は中学生の時、初めてギターを手にして、それ以来ミュージシャンになりたくて、高校卒業とともに上京…

 

 半年ほどかけて、東京で知り合った仲間達とバンドを組み、オリジナル曲をバンバン作り始めました。

 

 そして、オリジナル曲が貯まると、毎月のように、色々なライブハウスの”昼間の部”に出させて貰ったり(いわゆるオーディションです)…

 

 当時は、バンドブームだったこともあって、様々なオーディションが開催されていて、それらを片っ端から受けていました。

 

 一方で、自分一人でも、当時4チャンネルしか無かったMTRを駆使し、音の劣化に気を使いながらの、ピンポン録音にてデモテープを作っては、レコード会社に送っていました。

 

 また、作家にもなりたくて、エッセイや小説、脚本等も、当時発売されたばかりのワープロを使って、積極的に応募していました。

 

 結果はどうだったかというと…

 

 今、中年サラリーマンになっていることが全てです…

 

 当時は、自分では良いモノを作っているのに、世の中に出たら絶対に売れるのにっていう、変な自信ばかりは持っていました。

 

 それゆえに、出版社、レコード会社などの一担当者に否定されることに納得がいかない気持ちが大きかったです。

 

 あれから30年…

 

 世の中は変わりました。

 

 YouTubeブログによって、レコード会社や出版社の担当者に認められなくても、自分で自分をどんどんプロデュースして、世の中に発信出来る時代が来たのです!

 

 最近では、YouTubeブログで売れた人達をメジャーデビューさせることも多々あります。

 

 海外で売れた日本人が日本でもデビューするっていう「逆輸入」が流行りましたが、まさにそのようだと…

 

 マスコミがインターネットのミニコミに席巻され、その影響力を無視できない時代となったのです。

 

 YouTubeブログ…

  

 成功する人、成功しない人、それぞれでしょうが、今までのように、「レコード会社の人の目に留まって…」というような偶然感ではなく、誰もが夢に向けて平等にチャレンジ出来る時代が来たのだと思っています。

 

 そもそも、「成功」ってものも、売れて有名になることを望む人もあれば、少数でも良いので共感して貰うことが嬉しい人など、その価値観もそれぞれだと私は考えます。

 

 分かって貰える人にだけ分かって貰えれば満足出来ることも多々あります。

 

 その少数派については、レコード会社や出版社においては、商売にならないため、世に出ることは中々難しいでしょう。

 

 私にとっては、YouTubeブログのお陰で、自分を発揮出来る「夢の時代」がやって来たと喜んでいます!

 

(おしまい)

 

 本日もお読みいただきありがとうございます。

【健康法】 健康に良いことって… 昔からおじいちゃん、おばあちゃんに言われて来たことかな?

緑黄色野菜のスムージーの写真

 


 最近、書店の店頭に、「健康法」に関する書籍が多く並んでいるように感じます。

 

 新聞下段の広告も、「健康本」に関するものが多いような…

 

 私も何冊か手に取り読んでいますが、それらが云わんとしていることは、昔から各家庭で伝えられて来たことを、医学的な検証を添えて、改めて唱えていることのように思えます。

 

 例えば…

  • 身体を冷やさないこと(体温を上げること)
  • 寝るときにはお腹を冷やさないこと
  • お風呂ではゆっくり温まること
  • 生姜、納豆、乳酸菌、梅干し、野菜、魚を食べること
  • 食事は良く噛んでゆっくり食べること
  • 緑茶を飲むこと
  • 背筋を伸ばし姿勢を良くすること(猫背にならないこと)
  • 横着せずに出来るだけ歩くこと

 

 これって、考えたらおじいちゃん、おばあちゃんに良く注意されていたことではないか…

 

 もしかしたら、著者の方々の発想の原点は、自身のおじいちゃん、おばあちゃんの教えからなのだろうか…

 

 大好きなおじいちゃん、おばあちゃんが言うことの正しさを、大人になって証明し世に広めたかったのではなかろうか…

 

 そんなこともあって、どの健康法も親しみと懐かしさがあるため、私自身も受け入れやすく、色々と実践しています。

 

 ただそんな私の悩みは…

 

 沢山の健康法を取り入れすぎて、毎日、毎日、そのカリキュラムに追われてしまい、どれも満足に出来ていないことです…

 

 こんなことなら、10代の頃から祖父母の言いつけを真剣に聞いて、習慣化しておくべきでした…

 

(おしまい)

 

 本日もお読みいただきありがとうございました。

営業車両 部下が後ろの席に乗る…

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 最近、ちょっと気になることがあります。

 

 ここ数年、新人として入った社員が、お客様のところに車で向かう時に、後ろの席に乗り込むのです。

 (女性社員については、ほぼ100%後部座席に乗ります)

 

 そもそも最近では、クルマの運転が苦手な子が最近多いため、私が運転するのですが、それでも後ろの席に座るのはどうなのかと…

 

 別に、助手席に座って貰うことについて、やましい気持ちは何も無いです。

 

 ただ、上司が運転して、部下が、しかも入社してまだ数年の社員が、後ろの席で社長の様に座られると、何とも気分が悪いものです。

 

 かといって、「助手席に座って」とは、今の時代、ちょっとしたことでもセクハラ、パワハラと言われてしまうので、間違っても口に出せません。

 

 「なぜなのかな~」って疑問に思っていましたが、よくよく考えたら、私の子供達もクルマに乗るときは、決まって後部座席に乗り、私が運転しています。

 

 その様なお宅が多いのですかね~?

 

 多分、その影響で、自分が運転しない時は、後部座席に乗る習慣が付いてしまっているのでしょうか…?

 

 そもそも、上司に運転させることにも疑問を持って欲しいのですが…

 

 このような考え自体が、昭和の古いモノなのでしょうか…

 

 本日は愚痴のオンパレードの記事になってしまい、申し訳ありません。

 

 お読みいただきありがとうございました。

 

 (おしまい)